2011-12-31

[メニュー015] The 焼き餃子 ver.1.0


餃子に見えます?ずいぶん不格好ですね(笑)でもこれが今の僕の精一杯です。
鉄のフライパンを購入して、早くやってみたかった「焼き餃子」。いよいよ挑戦です。


キャベツ、ネギ、ニラそれぞれのみじん切りと豚ひき肉です。かなりお野菜多めの具材です。そして揉み込むタレがかなりの決め手(詳細は記事の最後)。
これ、餃子30個以上分の具材ですが、ひき肉はたったの150gです!
キャベツを1/4個も使いました。大丈夫?
こねる前に、塩3つまみとコショウ少々加えました。


手で全体をこねるとこんな感じ。緑ですね〜!
いよいよ皮に包んでいきます。


包み終わってこんな感じ。実は家族(4才児含む)総出で包んだので、
形や大きさがまちまちです。みんなでわいわい餃子を包む。
家族イベントみたいなもんですね。


いよいよ焼きの工程です。
フライパンを十分に熱し、大さじ1のごま油を馴染ませて火を止める。
一旦止めるのはなぜかというと、火がある状態だと置いたそばから
どんどん焼けていって慌ててしまうからです。

餃子は、より焼き面が平坦で広くなるように、軽く押し付けながら置いていきます。


フライパンに乗るだけ並べたら、火を付けて水を餃子の下半分が浸かるくらいまで入れます。


そして蓋をして強火で蒸し焼き。
だんだん煮詰まって、水分が少なくなりました。


水が随分減って、バチバチと泡の音がしてきたら、
蓋をとってごま油大さじ1/2程度を周囲に回しかける。
火力を調整しつつ、そのまま完全に水を飛ばし、焼き色がいい具合ついたか
確認できたら完成です。

お皿をかぶせてフライパンごとひっくり返すと、焼き面が上を向いて
かっこいい感じになります。


かっこよくない(汗)

いや〜火加減が難しかったです。実は結構ひっつかせたり
焦がしたりしちゃいました。
後になって「魔法のフライパン」さんのブログを見たのですが、
ひとつ重要なポイントを発見しました。
失敗の原因が分かるかもしれません。
その辺はまたリベンジしますので、気を長くお待ちください。

さて、味のほうですが
うまい!!!!!

具材がキャベツばっかりなので、物足りない感じになるかと
ちょっと心配しましたが、全然OKでした。
とにかくこのレシピだと完璧だと思います。
全体の風味のバランスが絶妙。男性でも女性でも満足できる味です!

形は悪いですし、しかも何個か下が剥がれてしまいましたが
焼き色がついた部分はパリっと、皮はもちもちに出来ました。

わが家の娘たちに食べさせたところ
無言でむしゃむしゃ食べ、速攻でごはんをおかわりしてました!
全部食べた後「おいしかった〜」と言ってましたから
本当に美味しかったんでしょう。子どもも合格!

あとは、焼き加減の修行だな〜
リベンジをご期待ください!

所要時間:50分
材料費:500円くらい

(4人分-30個)
豚ひき肉 150g
キャベツ 1/4個
長ネギ 10cm程度
ニラ 1/2束
餃子の皮 30枚〜

<具材に入れる調味料>
片栗粉 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
酒 ごま油 各大さじ1/2
醤油 小さじ1/2
おろししょうが 少々
おろしニンニク 少々

塩 3つまみ
こしょう 少々

※餃子の出来上がり個数は、包み方や皮の大きさにもよります。



イイネ!と思ったら

2011-12-29

【コラボ企画】きのこハンバーグ with 日本食研様


子どもが大好き、ハンバーグ!

日本食研さんのモニタープレゼントに当選いたしまして、さてこれを使ってひとつ
ハンバーグを作ってみよう!という企画です。

この日本食研「ハンバーグ作り」は、ハンバーグに必要なつなぎ、調味料、ハーブ、玉ねぎなどのベース素材がすべて揃っていて、用意するものはひき肉だけでOK!という優れものです。
これでタネづくりの基本時間が短縮できれば、毎日のお料理当番の助けとなりますし、いろいろアレンジする時間も確保できますね!(なんという提●記事)

ハンバーグベースを市販でなんて、ありきたりでつまんない仕上がりになるんじゃないの?
なんて心配なさる皆様のために、実際に作ってみることにしました。
ほんのちょっとだけ、アレンジしましたよ。

4個分です。いざ!


「ハンバーグ作り」のなかには2種類のパックが入っていて、
ひとつは「ふっくらハンバーグミックス」
もうひとつは「炒め玉ねぎハンバーグソース」です。
この両方を使ってパテを完成させます。

さて、この「ハンバーグミックス」は「つなぎ部門」を担当します。
パン粉やナツメグなどが配合されています。


これに水を加えて混ぜ、3分ほど置く。


今日は、ひき肉の他にしいたけを入れようと思います。
みじん切りの生シイタケを2つ分。


ここに「ハンバーグベース」を加えます。この茶色っぽいのがそうです。
すでに炒めた玉ねぎがペースト状になっています。楽チン!


ひき肉ドーーン!400g!


手でまぜまぜして、ペッタンペッタン空気を抜いて、ボールにこのように平らに。
ヘラで十字に切って等分しやすくするのはケンタロウさんの本で見ました。


等分のはずが大きさがまちまち。。。形もいまいち。。。まあいいか
手作りっぽくてね。


パテはちょっと置いといて、まずフライパンを熱して油をひき
しめじを炒めます。仕上げにソースに絡めてトッピングする用です。


さすが鉄のフライパン。しっかり焼き色がついて火が通ってますが
少しもヘナヘナしてません。いいわ〜


しめじを取り除いたフライパンを再度温めて油を少し加え、
いよいよパテを並べていきます。こうやって真ん中くぼませるんですよね。
膨らむから。
28cmのフライパンなら、4つ並べられます。
焼くと多少縮むので、ピッチピチでいいようです。


途中ひっくり返したりの過程、集中しすぎて写真撮り忘れましたm(__)m
片面にしっかり焼き色をつけたら、ひっくり返して蓋をし、串などで挿すと中から透明な焼き汁がでるくらいまで蒸し焼きにします。(した。)
かたち悪!
でも、とりあえず、できたようです!


ハンバーグを皿に取り除いたら、
「ケチャップ:1、ウスターソース:1、醤油少々」の割合で作った合わせ調味料を
フライパンに残った肉汁に混ぜます。
この合わせ調味料はあらかじめ用意しておきましょう。
焼きあがってから混ぜるともたついてうまくいきません。

そして、白ワインもしくは酒を適量加えてちょうどよい分量のソースを仕上げます。


最後に、さっき炒めておいたしめじを加えて絡める。
そして、ハンバーグに乗せて、、、


じゃーん、完成!!!美味そうでしょ!

子供たちの感想は、一口食べてまず
「おいし〜〜〜〜い!レストランのハンバーグみたい!」
ほんとにそんな感じです。

初心者の僕が作ったのに
柔らかさ、味ともに、レストランで食べるような安心感のある、
それでいて家庭的な「作り慣れた人が作った」ハンバーグが出来上がりました。
ベースがこんなに安定するなら、どんなアレンジをしても
上手くいきそうですよ。

今回、パテにはしいたけを、トッピングにはしめじを「勝手に」加えましたが
まったく違和感なく、そしてオリジナル感のあるハンバーグになりました〜!

「ハンバーグ作り」は市価で200円程度、だから高くつくということもないですね。
ハンバーグは1から10まで手作りのこだわりな人にも
これはオススメです!


所要時間:15分
材料費:800円くらい(「ハンバーグ作り」の市価含む)

(4人分)
合いびき肉 400g
生シイタケ 中2個
しめじ 一房
「ハンバーグ作り」 全量

ケチャップ 大さじ2
ウスターソース 大さじ2
醤油 小さじ1
白ワイン 適量(30ccくらい?)



実はもうひとつ↑セットでモニター当選してるんですけど
こちらはまだ使ってないです。

両方同時に使わないといけなかったみたいですね(汗
次には試してみます〜

つまりコンテスト参加資格はありませんが貼っておきます。
他の方のレシピもぜひ参考にしてください!


イイネ!と思ったら

2011-12-23

[メニュー014] サーモンのレモンバター醤油フェンネル風味


これはケンタロウさんの決定版 ケンタロウ絶品!おかず (主婦の友新実用BOOKS)」を参考に作りました。
生鮭は、やはり焼き鮭が定番だと思いますが、ちょっと洋風ってところがイイ!ですね。さらに洋風にと思って、ハーブ「フェンネルシード」を使いました。


甘い香りと苦味が魚料理に合う、とのことですが、うまくいきますでしょうか?


フライパンにバター(大さじ1〜2)を入れて溶かします。


鮭を入れて、焼き色をつけます。このへんで、フェンネルシードを申しわけ程度にパラパラと。。。
いったん、蓋をしちゃいます。


蓋を取り、鮭をひっくり返し裏面にも焼き色をつけたら、バターの残りを追加し、ここにレモン汁(1/2個分)と醤油(大さじ1+1/2)を入れます。


焼き汁をかけちゃったりして、でもあまり火を通しすぎると固くなっちゃいますから、手早くお皿にサーブしましょう。


できあがり〜!付け合わせは、カット済みのベビーリーフです。(簡単!でもよく洗って、水を切ってね)

まず、バター+醤油でもう間違いありませんからね!

プラス、レモンが、バター醤油の「押せ押せ感」にさっぱりとした変化を与え、
さらにフェンネルシードが「洋風」の、まさに「洋」の「風」を運んできてくれます。いろんな魚介類で試してみたくなりますよ!!おすすめ!

所要時間:15分
材料費:700円くらい

(4人分)
生鮭 4切
バター 大さじ3
レモン汁 1/2個分
醤油 大さじ1.5
フェンネルシード 1つまみ


鮭がパサパサにならないように、でも表面には焼き色をしっかりつけたいところ。
火加減は試行錯誤かも。


参考図書


イイネ!と思ったら

2011-12-22

[メニュー013] こがし味噌のマグロ汁


この味噌汁は

出汁を使わないんです。そして最強にうまい。

タイトルにあるとおり、お味噌をわざと焦がして作る味噌汁です。
味噌を焦がすことにより、出汁のような香りとうま味を発生させようという試みです。



まずは空の鍋をカンカンに熱し、そこに分量の味噌をそのまま投入します。
そしてへらで、鍋底(鍋肌)にジュ〜っと味噌を押しつけて焦がします。

だんだん鍋底が焦げ茶色く焦げてきて
「なんか、これ以上はやばいかも」
と思い始めるやいなや、as soon as、沸かしておいた分量の熱湯を一気に注ぎ込みます。

気をつけてくださいね。ものすごい「ジュゴワーーーゴボボボボボ!」ってなりますから。
なので、その瞬間の写真は撮れませんでした。
この時、ど派手なサウンドと、立ちこめる素敵な匂いにつられて、
子どもたちが台所に侵入してくるので軽く追っ払います。


せっかくイイ香りが立ちこめてるので、手早く進めすよ。
鍋の底にこびりついている「うまい焦げ」をこそぐようにかき混ぜつつ、
青ネギを入れます。
でもなんで最初に入れちゃったんだろ。長ネギならまだしも、
青ネギなんか見た目的にも最後のほうがいいのに。(自省)


ここに、スーパーで安売りしていたマグロのたたきをぶっ込みます。
もちろんアジでもイワシでも構いません。
暇なら「つみれ」にして完成度を高めてもよいでしょう。

で、完成です!所要時間3分!出汁いらず!

インスタント味噌汁並みの早さで、極うま。
まずこがし味噌の香り、深い味わい。魚のコクのあるうま味。

絶対に感動します。


なんでネギ最後にしなかったんだろう!(泣)
三つ葉とか浮かべてもいいかもね。でもネギ類が合うと思います。

所要時間:段取りよくて3分
材料費:300円くらい(具材による)

(4人分)
味噌 大さじ4
青ネギ 適量
マグロのたたき 1パック
熱湯 お椀4杯分

焦げ付いた鍋底は
クレンザーとナイロンたわしでしっかり落としましょう。
真っ黒なままだと、奥さんが怒ってもうこれをやらせてもらえません。



イイネ!と思ったら

2011-12-20

[メニュー012] 豚肉とキャベツのオレガノ風味


すごいですよ今日の一品は。
なんたって、

ストウブ君と、魔法のフライパンの競演なのだから!

ちなみに、このメニュー「魔法のフライパン」さんと「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」さんのレシピを参考に、というかほぼ忠実に作らせていただきました!

今まで、キャベツと豚肉といえば野菜炒めくらいしか思いつかなかった。
そして今回、また新たなる世界に踏み込んでしまったわけです!!

まいいや、さっそくまいりましょう。


キャベツ!300gザクザク。中玉で1/4くらいですかね。


タマネギ!100gスライス。中玉1個くらい。


コンソメ1個を300〜400ccのお湯に溶かしておく。ストウブ君を使うので若干少なめのお湯です。


本日の「風味の主役」乾燥オレガノです。小さじ2杯ぶんを用意。


ストウブ君にバターを溶かし〜


タマネギを炒めます。しんなりするくらいまで。


キャベツをどっさ〜!
こ、こんなに、フライパンに入りきるのかな。。。


さっきのコンソメお湯をじゃばーっと加えて、さらにオレガノ半量(小さじ1杯)を加える。
蓋をして15分煮ます。ストウブ君の場合、蓋をして10〜12分弱めの中火にかけて、火を止め放置。
キャベツのうま味を引き出しますよ。


「肝心の豚肉、どうしちゃったの?」なんて心配してたあなた。やっとです、お待たせしました。
ストウブ君に蓋をしたら、すかさず豚肉の準備にとりかかります。
とんかつ用の豚ロースですね。
まず、焼いたときに反り返っちゃわないように、写真のように「筋切り」をして、塩コショウ。
塩コショウはお好みですが、強気で濃いめでいいと思います。


魔法のフライパンを強火で熱し、煙が出始めたら火を止め、オリーブオイルを十分になじませます。
そして再度火をつけ、中火で焼き色をつけます。


ほら〜〜〜。両面に焼き色!イイ匂いしてきたーーー!
「豚肉の表面に透明感のある肉汁が出てきたら取り出す」
だそうです。お皿に取り出します。


ここで、フライパンに残った余分な油を、キッチンペーパーでトントンして吸い取ります。
あまり念入りでなくてもいいです。フライパンに残った「うま味こびり」は残してね!


そのフライパンに白ワイン60ccを注ぎ


中火にかけて、木べらで「うま味こびり」をこそげ取ります。コスコス。


そしたらば、さっきのストウブ君のキャベツ汁を全てフライパンに投入し、
塩コショウなどで味を調えます。
さらに、ウエイティング・バッターズ・サークルで待機していた
豚肉選手に来てもらいます。この時点で「早く食わせろ〜!」


仕上げの段階です。モッツァレラ・チーズ50g。
スーパーで売ってたやつは100gのやつだったので、半分です。


それをちぎって豚肉選手の上に乗せていき


残りのオレガノをパパっとふりかけ、チーズがとろけるまで蓋をします。

はい

蓋、オープン!


とろけてる〜〜〜!
これで完成です!!


色的に殺風景だったので、パプリカ粉末をかけてみました。
なんか本格的!
実はこれが大成功で、色だけじゃなく、味と香りのいいアクセントになりました!
パプリカトッピング、おすすめです!
そうそうオレガノ。オレガノいいです!よそ行きのレストラン感覚が楽しめます。

お肉はやわらかく、キャベツスープも絶品でした!
これ、パンを浸して食べても、白ごはんにぶっかけて食べてもよく合います!!

最後は家族で、残ったキャベツスープの取り合いでした!うま〜〜〜い!
ストウブ君と魔法のフライパンで、究極のメニューですね!


所要時間:段取りよくて30分
材料費:800円くらい

(2人分)
豚ロース肉 2枚
キャベツ 300g
タマネギ 中1個
コンソメ 1個を300〜400ccの湯に
白ワイン 60cc
モッツァレラ・チーズ 50g
乾燥オレガノ 小さじ2杯
バター 20g
塩コショウ 適量
オリーブオイル 適量


「2人分」というのは肉が2枚分だから。
このときはランチだったので、キッチンばさみで小分けに切り、
大人2人と子ども2人でちょうどよい感じでした。
汁がうまいからパンをいっぱい食べちゃってお腹いっぱい。

イイネ!と思ったら