料理、なのか?
まあ、いいでしょう!
しかし
このブログの5か条「3. 手間のかかる料理はしない」に抵触しました。
手かかりました。でも、面白そうだったんだもん。。
これは、「ほぼ日刊イトイ新聞 しょうがのお勉強。」に影響され、ずっとやりたいと思ってて、二の足踏んでたやつです。つまり、イトイ新聞の内容とほぼ同じです(笑)
実は私、手足の冷えがひどく、冬になると手が冷たくて人にはびっくりされるし、足が冷たくて、しもやけになったりが悩みの種でした。
しょうがは身体が温まり、冬にはもってこいのアイテムということで、最近流行していますよね。でも市販の生姜湯などはちょっとキツくて自分には合いませんでした。
ところが、このしょうがシロップがまた美味しそうなんですよね、だから作ってみました!
いいのかそんなに簡単に決めちゃって!
以下、その戦いの記録である。(BGM:中島みゆき「地上の星」)
ふつうの生姜です。今回は試作なんで300gでやってみよう。
皮をむきます。包丁でざっくりむいちゃうと、もったいない感じなので薄皮むき。
スプーンを使ってこすればいいよ、という話もありますが、イトイさんの真似してアルミホイルで。
アルミホイルをくしゃくしゃっとやって、こうしてこすると薄皮むきできます。
ただし、めんどいはめんどい。
この段階ですでにやりかけたことを後悔し始めてるところ。
出っ張り同士が重なってむきにくい箇所などはそこをボキっと折って内側をむきます。
やっと全部むきました。テレビ見ながらで40分くらいかかりました。もう疲れた眠い。。
なんとなくこの段階で、手指から背中がポカポカしてきた。すげえな生姜。
むいたカスはこのようにお茶パックに集めて、乾燥させ入浴剤に。
効果は?よくわかりませんでした(笑)風呂に入れちゃうともう、香り飛んじゃいます。
でもちょっとポカポカしたような?その日は、この時期にしては温かい夜だったので実感いまいち。
むきむきした生姜は、このように1~3mm厚にスライスします。かなりもうろうとしてきました。
ここで砂糖を用意します。イトイさんのとこは「きび砂糖」使ってましたね。
白砂糖は身体を冷やすとかで、じゃあ三温糖は?「温」がつくから暖かろう?と思って三温糖を採用。
でも関係ないみたい(笑)
砂糖は砂糖。身体を冷やす部類です。糖類で身体を温めるのは「てんさい(砂糖大根)糖」だけとのこと。
この三温糖は、若干味が違うのと、見ての通り色がつく程度です。
やっぱり生姜くんに頑張ってもらうしかなさそうですよ。
量は、生姜の量と同じ。ここでは300gを使用します。
さあストウブ君、ここで登場です。
しょうがと三温糖をどさーっ
均等にまざるようにならしました。
風味をオシャレにしようと思い、シナモンスティックを1本、ベキっと折ってお茶パックに入れ、鍋に埋め込みます。
イトイさんのとこでは他にも様々なスパイスを入れてましたが、もう勘弁してください。
このまま蓋をして一晩、朝を待ちます。
はい朝~
ストウブ君がどうなってるか、見てみましょう。
うお~、ホントだ。こんなに水が出るんだあ。
ここにレモン半個をしぼり、蓋をしたまま弱火で30分くらい煮ます。
さらに、焦げ付かせたくないので、小心者の私はこの時に水を100cc足しました。
煮おわったら火を止めて、すかさず生姜を取り出し、ざるにとっておく。
ざるはボールに重ねたほうがいいです。
ボールに滴ったシロップは、鍋に戻しますよ。
できたてシロップ、ちょっと舐めてみて!甘いでしょ~。ん!辛い!いいねえ~。
シロップを入れるガラス容器は、鍋で熱湯消毒しておきます。
取り出して余分な水気を切り
シロップをお玉ですくって、ロートで容器に。
これ、「ロート」が正しいの?「じょうご」とも言うよね?
蓋をしっかりしめて、もう一回消毒で煮るの?うちはやりませんでした。
見てクダサーイ!完成でーす。
300gの生姜と300gの砂糖で、とれたシロップはだいたい350mlくらい。
綺麗でしょうこの琥珀色の「苦労の結晶」。いい色ですね。三温糖でよかったな。
さっきすくいあげた生姜スライスは、このように天日干しにします。
半日くらいかな。ドライフルーツみたいな感じになります。
これをやるために、2日目の晴天が確実な日を作成日といたしましょう。
しかしこれ、結構な量でしょ?
干し終わったらボールに移し、グラニュー糖(スティクシュガー1本)とシナモンパウダーをまぶしてまぜまぜします。どうです?売ってるやつみたいでしょ?売ってるの見たことないけど(笑)
とまあこんな感じです。ふう
このシロップ、1杯のミルクティーに対しスプーン3杯で、おいしいジンジャー・ミルクティになります!
お湯だけでも美味しい、品のあるお味の生姜湯になります。本当に身体がポカポカしてきますよ~
ストウブ君が、香りと成分をもらさずシロップに凝縮してくれました。エライぞストウブ君。
チップスも美味しいです。そのままでも十分甘いので、グラニュー糖はかけてもかけなくてもいいかもしれませんが、シナモンパウダーかけて正解!
お口にパクっとすると、パンチのある生姜の香りに、ほわっとシナモンの小粋な香りが乗ってきます。そして甘い。さらに辛い。ちょっとこれクセになりますね。常時持ち歩きたい。
しょうがパワーでこの冬を乗り切るぞ!!
所要時間:トータル16時間くらい(一晩寝かせるから)
材料費:700円くらい
(シロップ約350cc分)
生姜 300g
三温糖 300g
シナモンスティック 1本
レモン 1/2個
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グラニュー糖 適宜
シナモンパウダー 適宜
最初の皮むきとスライスが面倒だけど、とっても美味しいし、友達にプレゼントしたりなど考えると、楽しくできると思います。オススメ。ていうか道連れ。
小分けにして贈り物に・・・ |
(11-19-2011追記)
このしょうがチップス、美味しいけど辛すぎる!シーハー言っちゃう!という方は、リッツなどのクラッカーに乗せて食べてみてください。
騙されたとおもってパクってしてください。辛くないです。
クラッカーの甘みと、ジンジャーの香りがひとつに重なって、幸せになれますよー!
P.S.
この冬、わが家でこのシロップをがんがん作ってきらさずに愛飲してますが(大人だけ)、今のところ風邪もインフルも大丈夫です!
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