[メニュー003] ローストチキン

アウトドアではダッチオーブン料理の定番、ローストチキン！

「はじめに」の項で書きました通り、絶対やりたかったメニューです。
本当は、大型のダッチオーブンで「丸鶏」を使いたかったんですけどねー。
24cm ココットラウンドでは、無理です。

そこで、ブロック（切り身？）を使うことにしました。
一緒にブチこむ野菜類も、今回は丸々モリモリではなくカットいたしました。



最初にじゃがいも。皮むきません！
カットもこんなもん。大きい芽の部分は包丁の角で取りました。
一応、水にさらしておきます。




次にチキンの仕込み。若鶏モモ2枚、合計500gくらいです。子どもが大きくなったら足りないな。
フォークでプスプス穴を開けます。火の通りとか、味を染み込ませるためと思われます。
そして本日唯一の味付け。クレイジー・ケン・ソルトです。（クレイジーソルトを僕はこう呼ぶ）
これをチキンにたっぷり摺り込みましょう。たっぷりね！遠慮しちゃダメです。
料理に慣れていない私は、下味がいつも足りなくて失敗するんです。下味はガッツリいきましょう！



チキンを馴染ませてる間に、他の野菜もカットします。これまた大胆に山賊切り（ゴロゴロカットを僕はこう呼ぶ）
ニンジンは皮をむきましたが、玉ねぎはむきません！
ジャガイモもそうですが、その方が美味しいからです。特に、玉ねぎは食べる時はペロっと剥がれますからね。



フライパンを熱して油をひき、下味のついたチキンをソテーし、両面に焼き色をつけます。
表面を焼くことで、美味さを閉じ込めるというミッションです、多分。
キャンプでダッチオーブンを使う場合、炭火を蓋にも乗せて鍋ごと上火をカマせるのでこの工程は必要ありません。また、ストウブ君ごと入れられる大型のオーブンや、家庭用上火ヒーターがあれば、同じようにソテーは不要です。
グリルやオーブントースターで焼き色をつける方法もありますが、これですと焼き汁を失ってしまいます。
ですので、私はフライパンで焼きます。



ストウブ君に、先ほどカットした野菜たちをドカドカとぶち込みます。
その上に、焼き色のついたチキンを、焼き汁ごとパイルダー・オン！！

あとは蓋をして、中弱火で50分。それだけ。楽チンです！
その間に、スープやサラダを作れますもんね。使い終わった調理器具なども洗ってしまいましょう。

そろそろいい頃で、竹串をそれぞれの具材に刺してみて、スっと入って熱ければOK。
鍋ごとテーブルにドーン！と運び、トングとキッチンバサミでチキンを切りながらサーブすると、何やら本格的で盛り上がりますよ！

鍋に残った煮汁をソースとしてチキンに適量かけるとまたよし。
このチキン！柔らかくてジューシーで、涙が出るくらい美味いです！
蒸し焼きのため、余分な油は鍋底に落ちるので全然油っこくありません。（ちょっとチキンにかけるけど）
ジャガイモもニンジンも、フォークで切れるくらい柔らかくてホクホク！
玉ねぎも、チキンのエキスが染みこんで半透明。
普段、ネギ類は残す子供たちも「おいし～い！」といって食べてくれましたよ！

味付けは、クレイジー・ケン・ソルトのみですよ！

絶対に試していただきたい。
このためだけにストウブ君を買ってもいいぐらいです。


所要時間：1時間くらい
材料費：1300円くらい

（4人分）
鶏モモ 500g
ジャガイモ 4個
ニンジン 2本
玉ねぎ 2個
クレイジーソルト 適量

※上記材料では結果、チキンがやや足りなく、野菜類が余りました。お子様が食べ盛りならチキンを+200g、その分の容量の野菜を減らしたほうがいいかもしれません。

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